限りなく透明に近いくらげ

経済学部3年のくらげの日記と、何か考えたことで皆さんに伝えたいことがあれば書く

6月28日 映画「Larry Crowne」(邦題:幸せの教室)から読み取る、学校に行くことの重要性について

今日は、大学に行ってお昼は他学部の仲良い人達5人とご飯食べて恋バナした。

先輩が就活終わって顔を出すと聞いたので、

その人と久しぶりにお話をするために少しだけサークルに行った。

就職の話をしたら、視野が狭いと怒られてしまった。

でも興味ないものは興味ないから迷い中…

 

 

ここから映画の感想!ネタバレあり。

今日は、2011年のトムハンクス主演映画「幸せの教室」という映画を観た。

同じくトムハンクス主演の「ターミナル」もそうだけど、コメディドラマは観た後心が温まるから好きだ。

派手なアクションはないから、映画に「ド派手な演出」を求めてる人は合わないかもしれない。

この映画から学べることは沢山ある。

私が観終わって持った感想は、

「主体的に沢山の考え方に触れることによって個人の内側に秘めた可能性が広がっていく」ということ。

主人公のラリーは、20年間海軍でコックをしていて、その後就職したスーパーでも真面目に働いていたのだが、「学歴がないから」という理由で解雇されてしまう。

そのことから、学歴を手に入れて再就職をするためにコミュニティカレッジに入学。

学部長に勧められて「スピーチ」と「経済学」の授業を取る。

スピーチの授業では、最初突然スピーチさせられた時に「フレンチトーストを作る上での材料」しか言えなかったのだが、先生や周りの生徒から様々なテクニックを吸収して、最後には「自分の海軍経験から考える地球の地理」について自信を持って発表できるようになる。

経済学の授業では、最初は毎回スマホを取り上げられていたのだが、真面目に講義に出席して最後には先生に認めてもらえるくらい優秀な生徒になる。

また、授業以外の面では、学校で出会った、おしゃれが大好きなタリアという女子学生に出会ってから、ファッションセンスが向上し、インテリアにも拘るようになる。

このことから何が言えるかというと、自分とは全く違う考え方をしている人から積極的に考え方を吸収して、自分のモノにしていくことで、人生がプラスに変化していくということだ。

勿論、コミュニティカレッジに入る前のラリーも、料理が上手くて真面目で明るくて魅力的な人物だ。

しかし、学校で今まで関わってきたことのない人と触れ合い、学ぶことで元々彼にあった魅力を更に向上させ、外にアピールできるようになった。

私自身も、沢山の人からアドバイスを貰い、それを吸収していくことで辛いことを乗り越えてきた。沢山の人というのは、好きな人達だけではなく、苦手な人も含める。自分とは合わないタイプの人間でも、良くも悪くも自分一人では思いつかない考えを持っているために学べることがある。

 

学校が好きになれない人は多いと思う。

しかし、学校は多種多様な人が集まるし、学校の講義では賢くて人生経験が豊富人達から学問や生き方教えてもらうことができるため、手っ取り早く様々な人の意見に触れることができる場所だ。

本当に辛いことがないのであれば、適度に手を抜きつつも学校に行くべきだと私は考える。

 

学校が好きになれなかったり、現状に不満を感じたりしている人は是非「幸せの教室」を観てほしい。